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共同通信
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沖縄県に滞在中の天皇、皇后両陛下は23日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターを訪れ、第37回国民文化祭と第22回全国障害者芸術・文化祭の開会式に出席された。天皇陛下はあいさつで、沖縄の日本復帰50年の節目での開催を「誠に喜ばしい」とし、「広く国民の間に沖縄に対する理解が一層深まる大会となるよう期待している」と述べた。
また、「沖縄県は、琉球王国の時代から東アジアや東南アジア諸国と交流を深め、戦後には、約27年間にわたる日本の施政下から外れた時代を経て、多様な文化と触れ合いながら、特色ある豊かな文化を育んできた」と指摘した。