中国共産党、習指導部3期目発足

Published by
共同通信

 【北京共同】中国共産党は23日、第20期中央委員会第1回総会(1中総会)を開き、習近平総書記=国家主席=(69)の3期目続投を正式決定、新指導部が発足する。引退年齢を68歳とする慣例を破る異例の続投となった。新たな最高指導部のメンバーは記者発表会に出席。習氏は自身の側近らを重用し、権力集中を一層加速させる見通しだ。

 最高指導部は党政治局常務委員で構成。22日閉幕した第20回共産党大会で中央委員に選出され政治局員への留任が決まった李強・上海市党委員会書記(63)や丁薛祥・党中央弁公庁主任(60)、陳敏爾・重慶市党委書記(62)ら習氏腹心の昇格が有力視。