新たに骨のようなもの発見

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共同通信

 第1管区海上保安本部(小樽)は22日、北海道・知床半島沖の観光船沈没事故で行方不明となった乗客6人の手掛かりを求めて行っている集中捜索で、新たに骨のようなもの13個を半島先端付近で発見したと発表した。DNA型鑑定を行い、乗客のものかどうか確認する。

 先端付近では8月以降、乗客の骨や乗員の遺体などが相次ぎ発見されている。

 乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」は4月23日、半島西側の観光名所「カシュニの滝」(斜里町)沖合で沈没。これまで20人の死亡が確認された。残る6人の行方が分かっていない。