Published by
共同通信
共同通信
任期満了に伴う新潟市長選は23日投開票の結果、無所属現職中原八一氏(63)が、共産党地区常任委員で無所属新人鈴木映氏(35)=共産、社民推薦=を破り、再選を確実とした。
元自民党参院議員の中原氏は、政党の推薦や支持を受けなかったものの、自民、公明両党の市議らの支援を得て、組織固めを着実に進めた。新潟駅周辺の整備推進や官民連携の企業誘致などを主張した。
鈴木氏は、中原市政を「大型開発事業に多額の予算をかけ続け、子育てや福祉が削られた」と批判。学校給食の無償化や市独自の給付型奨学金の創設を訴えたが、及ばなかった。