ミャンマー軍空爆、30人死亡

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共同通信

 【ヤンゴン共同】ミャンマー北部カチン州で23日、国軍が少数民族組織、カチン独立機構(KIO)の創設62年を記念して開かれたコンサートの会場を空爆し、アーティストや市民ら少なくとも30人が死亡した。犠牲者数は拡大する恐れがある。複数の地元メディアが24日伝えた。

 KIOは国軍と戦闘を続ける少数民族武装勢力、カチン独立軍(KIA)の政治組織。地元メディアによると、国軍の戦闘機3機がコンサートの最中に爆弾を投下した。死者の中には地元で有名なアーティストやKIAの関係者らが含まれ、多数の負傷者も出ている。