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共同通信
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被爆国日本の若者と「グローバル・ヒバクシャ」をつなげたい―。6月にオーストリアで開かれた核兵器禁止条約締約国会議に現地で参加した日本の若者2人が24日、世界の核開発や核実験による被害を学ぶオンライン勉強会「世界のヒバクシャと出会うユースセッション」を始めた。会議で築いた人脈を生かし、月に1回程度、同世代向けに発信する。
「核政策を知りたい広島若者有権者の会」の瀬戸麻由さん(31)と、広島市出身の大学生高垣慶太さん(20)が企画した。
瀬戸さんは「日本では原爆による被害が注目されがちだが、原料採掘から廃棄に至る全ての段階で影響を受ける人がいる」と指摘した。