Published by
共同通信
共同通信
週明け24日朝の外国為替市場の円相場は一時、円高が急速に進行し、1ドル=145円台を付けた。直前の相場から4円余りの急騰で、政府、日銀が前週末に続き円買い介入に踏み切ったとの観測が市場で浮上した。その後は日米の金利差拡大を背景に円を売ってドルを買う動きが広がるなど乱高下する展開となった。
市場関係者の推計によると前週末21日の介入は最大で5兆5千億円規模に上り、円買い介入として過去最大となる可能性がある。
財務省の神田真人財務官は24日の円急騰後、省内で記者団に「介入の有無については一切コメントしない」と述べた。