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共同通信
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来年5月に広島市で開催される先進7カ国首脳会議(G7サミット)に向け、警察庁は26日、東京都内で警備対策推進室会議を開いた。露木康浩長官は「過去の警護を通じて得られた反省、教訓を踏まえ、新たな警護要則に基づき、国内外の要人の安全確保を徹底してほしい」と訓示した。
露木長官はG7サミットを巡り、国際テロの脅威やサイバー攻撃などが懸念される情勢と指摘。安倍晋三元首相銃撃事件に伴う警護の検証、見直し結果を受け「全国警察の総力を挙げて、各種対策を進めていかなければならない」と述べた。
警察庁は7月、広島サミットの警備対策推進室を設置している。