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共同通信
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暴力団組長らに捜査情報などを漏らしたとして、地方公務員法(守秘義務)違反の罪に問われた福岡県警田川署の元巡査長田中恭平被告(35)に、福岡地裁は26日、懲役1年2月、執行猶予3年(求刑懲役1年2月)の判決を言い渡した。
神原浩裁判長は判決理由で「プライバシー性、機密性の高い情報を常習的に漏えいした。金銭的利得が期待できる相手との関係を維持するためという動機に酌量の余地はない」と指摘。一方、社会に与えた影響を自覚し、懲戒免職という一定の制裁を受けたことを考慮し、執行猶予を付けた。
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