7月参院選、「合憲」と判断

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共同通信
7月の参院選を巡る「1票の格差」訴訟の判決で、広島高裁松江支部に向かう原告側の弁護士ら=26日午前

 「1票の格差」が最大3.03倍だった7月の参院選は、憲法が求める投票価値の平等に反するとして、隣接県を統合する「合区」の「鳥取・島根」選挙区の選挙無効を有権者が求めた訴訟の判決で、広島高裁松江支部(松谷佳樹裁判長)は26日、「合憲」と判断し、無効請求を棄却した。

 7月の参院選を巡り全国14の高裁・高裁支部に起こされた訴訟16件の一つで、判決は4件目。違憲状態2件(東京、大阪)、合憲2件(名古屋、松江)と判断が分かれている。11月中に高裁判決が出そろい、その後に最高裁が統一判断を示す見通し。

広島高裁松江支部