Published by
共同通信
共同通信
ピーチ・アビエーション機内でマスクの着用を拒否した上で客室乗務員にけがを負わせ、同機を新潟空港に臨時着陸させて運航を妨げるなどしたとして、傷害や威力業務妨害などの罪に問われた明治学院大の元非常勤職員奥野淳也被告(36)の公判が大阪地裁であった。検察側は懲役4年を求刑し、弁護側は無罪を主張して結審した。判決は12月14日。
被告はこの日も「ノーマスク」姿で出廷。公判の最後には、立ち上がったまま約30分にわたってマスク着用は同調圧力だとする持論を展開した。「私は無実。機内で着用を拒否したことを誇りに思っている」と訴えた。