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共同通信
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毎年1月2日に皇居で行われる新年の一般参賀について、宮内庁が3年ぶりに再開する方向で調整していることが27日、関係者への取材で分かった。例年春と秋の年2回行う皇居の乾通りの一般公開も今秋に3年ぶりに実施する方向で検討しており、近く正式に決定し、発表する見通し。
新年一般参賀は、天皇、皇后両陛下や皇族らが皇居・宮殿の長和殿のベランダに立ち、多くの国民から祝賀を受けられる行事。宮内庁は感染対策として、長和殿前の東庭に人が密集するのを避けるため、事前予約制として人数を絞り、東庭を複数の区画に分けて参賀者を整理する方法を検討している。