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共同通信
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【北京共同】シンガポールメディアは26日までに、中国共産党の胡錦濤前総書記(前国家主席)が22日の党大会閉幕式を途中退席した際の新たな映像を報じた。中国の国営メディアは体調不良が理由だと既に説明したが、政治的対立が理由だとの見方が消えていない。
胡氏は閉幕式の際、習近平総書記と栗戦書・全国人民代表大会常務委員長の間に座っていた。シンガポールメディアが伝えた映像には、胡氏の手元の書類を栗氏が取り上げるような様子が映っている。その後、習氏から何らかの指示を受けた会場係に支えられ、胡氏は退場した。
胡氏は政治体制改革などを巡り習氏とは立場が違うとみられている。