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共同通信
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石川県加賀市の山代温泉にある旅館「みやびの宿 加賀百万石」の運営会社が27日、旅館で記者会見し、2021年12月まで運営していた大阪市の会社が新型コロナウイルス対策の雇用調整助成金計約4千万円を不正に受給していたと明らかにした。
会見した現運営会社の吉田久彦社長によると、不正期間は20年12月~21年10月で、同期間の不正ではない申請分と罰金を合わせ、大阪労働局への返還額は1億円以上になる見通し。旧運営会社「ビッグ総合開発」が返還する。
現場の一部幹部らによるもの。当時の経営陣は知らなかったとしている。現在の運営会社が引き継いだ後は不正受給はないという。