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共同通信
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静岡県は27日、牧之原市で通園バスに置き去りにされた女児(3)が死亡した事件を受け開いた有識者会議で、県内の保育施設などが安全マニュアルを作る際に参考とする指針案を提示した。登園時などの人数確認徹底や、ダブルチェック体制の整備が柱。
指針案では、バスの乗車名簿を作って職員間で共有し、乗降時にチェックする他、送迎後の車内確認方法を各施設で具体的に定めるよう求めた。
ブザーなどの安全装置は「人の注意力を補完するため、装備は有効」と指摘、国が義務化や仕様策定を検討しているとした。