3カ月前からサイバー攻撃準備か

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共同通信
徳島県つるぎ町立半田病院にサイバー攻撃を仕掛けたハッカー犯罪集団の暴露サイト

 昨年10月に徳島県のつるぎ町立半田病院にサイバー攻撃を仕掛けたロシア拠点のハッカー犯罪集団が、3カ月前の昨年7月に攻撃を準備した可能性が高いことが26日、分かった。ハッカー集団から入手したプログラムの分析で判明。本格的な攻撃を仕掛ける前に病院のシステム内部を調べていた可能性があるという。

 ハッカー犯罪集団「ロックビット3.0」は身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」により、半田病院のデータを暗号化し、復元と引き換えに金銭を要求した。

 ロックビットは取材に「病院側から3万ドル(約450万円)を受け取り、復元プログラムを提供した」と主張した。