杉田水脈政務官、謝罪に応じず

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共同通信
杉田水脈衆院議員

 自民党の杉田水脈総務政務官は27日の衆院総務委員会で、LGBTなど性的少数者を「生産性がない」と表現した自身の言動に対する謝罪要求に応じなかった。「暮らしやすい社会の実現への努力をもってお応えしたい」などと答弁した。

 杉田氏は2018年7月発売の月刊誌への寄稿で「彼ら彼女らは子どもをつくらない、つまり『生産性』がない」と記述し、性的少数者への差別に当たるとして非難を浴びた。総務委で立憲民主党の岡本章子氏は、この寄稿に言及し謝罪を求めたが、杉田氏は拒んだ。