トヨタ、世界販売2.3％減

10/28/2022

　トヨタ自動車が28日発表した2022年度上半期（4～9月）の世界販売台数は前年同期比2.3％減の474万2280台だった。上半期として2年ぶりに前年実績を下回った。半導体不足や新型コロナウイルス禍による部品調達難で新車が品薄になったのが響いた。軽自動車を含めた国内販売は16.4％減の59万541台と、東日本大震災が影響した11年度（約53万台）以来、11年ぶりの低水準。

　世界生産は9.8％増の448万1600台と、2年連続で前年実績を超えた。前年に東南アジアでの部品供給停滞で大きく打撃を受けた反動が出た。国内生産は7.7％減の128万7462台だった。