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共同通信
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【ワシントン共同】米国と台湾は28日、ワシントンで高官協議を開き、台湾の国連や他の国際機関への参加を話し合った。米国務省が発表した。台湾に圧力を強める中国をにらみ、国際機関から締め出されてきた台湾に対する国際社会の支持拡大を狙う。
中国が1971年に国連加盟し、台湾は脱退を余儀なくされた。米国は民主主義の価値観を共有する台湾の参加実現に向けて働きかけを強める構えだ。
今年5月の世界保健機関(WHO)総会が台湾のオブザーバー参加を認めなかったことも議論。公衆衛生、気候変動、経済協力、信仰の自由など幅広いテーマでも意見交換した。