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共同通信
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厚生労働省は28日、2019年3月に大学を卒業して就職した人のうち、3年以内に仕事を辞めた割合は前年比0.3ポイント増の31.5%だったと発表した。就職後2年目から新型コロナウイルス感染が拡大したが、3年目の離職率は10.0%で、18年3月卒業の3年目離職率(8.3%)と比べると1.7ポイント増加した。
担当者は「求人が持ち直し、転職しやすくなったのではないか」としている。
産業別で見ると、宿泊業・飲食サービス業が49.7%と最も高いが、前年と比べると1.8ポイント低下。
高卒者で3年以内に辞めた人の割合は35.9%で、前年比で1.0ポイント低下した。