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共同通信
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神奈川県座間市で交流サイト(SNS)に自殺願望をほのめかすなどした9人が殺害された事件を機に、投稿者の相談に乗るのを目的として創設された民間資格「SNSカウンセラー」の認定者が千人を超えたことが「全国SNSカウンセリング協議会」(東京都)への取材で分かった。事件は30日で発覚から5年。
資格は2019年、SNS事業者やカウンセリング団体などで構成する全国SNSカウンセリング協議会が創設した。若者にとって身近なツールであるSNSを通じた窓口の普及が目的。ただ相談数は年々増加し、対応が追いつかず現場は逼迫しているのが現状だ。