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共同通信
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菅義偉前首相が、日本とインドの交流促進に取り組む公益財団法人「日印協会」の会長に近く就任することが分かった。複数の関係者が29日、明らかにした。日印協会は120年近い歴史と伝統がある。7月死去した安倍晋三元首相の後任会長となる。菅氏は最近、議員連盟の最高顧問に就くなど活動を活発化。内閣支持率が低迷する岸田文雄首相とは対照的に存在感を徐々に増している。
インドは日本、米国、オーストラリアを含めた4カ国の協力枠組み「クアッド」のメンバー。日本は安倍氏が提唱した「自由で開かれたインド太平洋」の実現を目指し、インドとの関係を重視している。