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共同通信
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【ニューヨーク共同】ロシアがウクライナ産穀物輸出の合意を一方的に停止した問題で、ウクライナのインフラ省は31日、同国から国外に向かう12隻が出港し、ウクライナに4隻が向かっていると発表した。ただ、ロシアによる安全保証がない状況で、安全航行が維持できるかどうかは不透明だ。
国連によると、合意に基づく手続きではトルコ・イスタンブールで輸出を監視する「合同調整センター」の当事国の担当者が軍や港湾当局に通告し、黒海に設定した回廊での貨物船の安全な航行を保証する。
国連は30日にウクライナとトルコとの3者で貨物船16隻を31日に黒海で通航させる計画に同意した。