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共同通信
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岸田文雄首相は1日、ドイツのシュタインマイヤー大統領と官邸で会談し「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力強化を確認した。ウクライナに侵攻したロシアへの制裁継続でも一致。来年5月のG7広島サミット成功に向けた緊密な連携を申し合わせた。
ドイツは近年、日本を含むアジア地域に戦闘機や海軍艦を派遣している。シュタインマイヤー氏は会談後の共同記者会見で「このような交流は安全保障関係の強化の証しだ」と強調した。
ドイツでは首相が政治の実権を持ち、大統領は主に儀礼的な役割を務める。シュタインマイヤー氏は日本の後、韓国を訪問する。