ゲーム依存症条例、合憲判決確定

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共同通信

 子どものゲーム利用時間の目安を定めた香川県のゲーム依存症対策条例は幸福追求権を保障する憲法に反するとして、提訴時に高校生だった男性(19)と母親が県に損害賠償を求めた訴訟で、条例を「合憲」として請求を棄却した高松地裁判決が確定したことが1日、分かった。敗訴した男性側が期限の10月31日までに控訴しなかった。地裁への取材などで明らかになった。

 民事訴訟法は控訴の期限を「判決の送達を受けた日から2週間」と規定。8月30日の判決言い渡し日に男性側は出廷しなかったため地裁は自宅などに判決文を郵送したが、男性側と連絡が取れず送達を確認できず、期限が決まらなかった。