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共同通信
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防衛省は2日、中国海軍の測量艦1隻が同日午前、鹿児島県の口永良部島から屋久島付近にかけての日本領海に侵入したと発表した。日本政府は、外交ルートを通じ中国側に懸念を伝達した。
付近の海域では昨年11月以降、同様の測量艦による領海侵入が相次いでおり、直近では今年9月にも侵入があった。防衛省は中国側の意図を分析している。他の海域も含め、中国海軍艦艇による領海侵入は通算8度目。
防衛省によると、測量艦は2日午前0時10分ごろ、口永良部島の南西で領海に侵入し、約2時間50分後に屋久島の南側で領海外へ出た後、南東へ移動した。