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共同通信
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【ソウル共同】ソウルの繁華街、梨泰院の雑踏事故で、事故当日に現場最寄りの地下鉄の梨泰院駅で下車した客が8万人を超え、3万人強だった昨年の同時期に比べ約2.6倍に上ったことが2日までに分かった。こうした状況にもかかわらず、ハロウィーンを前に詰めかけた群衆らの通行規制など雑踏事故対策を取らなかった警察の認識の甘さが改めて浮き彫りになった。
最大野党「共に民主党」の議員がソウル交通公社から入手したデータを公表した。新型コロナウイルス禍以前の2017~19年の同時期の平均と比べても約2万人多かった。
特に、事故当日の午後6~9時は毎時間1万人以上が下車していた。