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共同通信
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大手航空2社とJR上場4社の2022年9月中間連結決算が1日出そろった。新型コロナウイルスの行動制限が解除されたことで利用客が戻り、5社が中間期としてコロナ流行前の19年以来、3年ぶりに黒字転換した。日本航空は唯一赤字が続き、円安による燃料費の高止まりや感染再拡大に警戒感を示した。
1日に決算を発表した日航は純損益が21億円の赤字(前年同期は1049億円の赤字)だった。水際対策の緩和で国際線の利用が上向き、国内線の収入も前年を大きく上回ったものの、流行「第7波」による落ち込みをカバーできなかった。