インド石油公社も権益維持へ

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共同通信

 タス通信は2日、ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」に出資してきたインド石油天然ガス公社(ONGC)が、ロシア政府が設立した新たな運営会社に参画する方針だと伝えた。

 ONGCのシュリーバースタバ会長が取材に応じ、設立後1カ月以内に求められている新会社への出資継続の通知について「確実にそうなるだろう」と明言した。ONGCにとってロシアのプロジェクトへの参加は重要だと説明した。

 従来のサハリン1にはONGCが20%、日本の「サハリン石油ガス開発」(東京)が30%、米エクソンモービルが30%、ロシア国営石油大手ロスネフチが20%の権益を持っていた。