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共同通信
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【ソウル共同】ソウルの繁華街、梨泰院で起きた雑踏事故で死亡した日本人留学生冨川芽生さん(26)の父歩さん(60)ら遺族が2日、ソウルの焼香所を訪れ、献花した。通っていた大学にも追悼スペースが設けられ、学生らが早すぎる死を悼んだ。埼玉県出身の小槌杏さん(18)の遺族は娘への思いを込めたコメントを発表した。
冨川さんが通っていたソウルの西江大に設けられた追悼スペースでは、学生らが付箋にメッセージを書き込む姿が見られた。
小槌さんの遺族は2日、「素直で優しく、ちょっぴりマイペースな娘は私たちの宝物。現実を今はまだ受け止めきれない」などとコメントを発表した。