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共同通信
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【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は2日、金融政策を話し合う連邦公開市場委員会(FOMC)で、主要政策金利について0.75%の引き上げを決めた。4会合連続で通常の3倍となる上げ幅を決定。高水準が続くインフレを抑制するためには大幅な金融引き締め継続が必要と判断した。
急激な利上げは個人消費や設備投資を減速させ、景気後退につながるとの懸念が強まっている。FRBは声明で、今後の利上げについて「度重なる金融引き締めの影響や、物価などへの効果が遅れて現れることを考慮」し、景気にも配慮する考えを示唆した。
利上げは6会合連続。