Published by
共同通信
共同通信
ロシアの侵攻を受け避難し、福岡県太宰府市の日本経済大で学ぶウクライナ人学生8人が3日、福岡市中央区の大濠公園能楽堂で日本舞踊を披露した。集まった観客約420人から拍手を送られ、舞台に立ったカテリナ・マニコフスカヤさん(20)は「美しい踊りを習うことができて幸せ」と目を輝かせた。
学生らは、同県を拠点に日本舞踊を通じ国際交流を続ける「鯉の会」の指導を受け、7月ごろから週1回ほど稽古。3日は日本髪を結ってかんざしを挿し、紅葉や桜などの模様をあしらった色とりどりの着物姿で登場し、福岡民謡の「黒田節」や「さくら」に合わせて舞った。