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共同通信
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霊感商法や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に詳しいジャーナリストで元参院議員の有田芳生氏(70)が3日、広島市で「旧統一教会と自民党の闇」をテーマに講演した。教団の巧妙な勧誘や献金の実態を解説。「(教団が)1986年、京都市の教団施設に女性信者91人を集め、国会議員秘書の養成講座を開いた」と政治との関わりを指摘した。
有田氏は、信者が自民党議員の秘書となる関係は今も続いているが、党実施の調査8項目には、信者秘書の有無や教団との政策合意書などは含まれておらず、不十分だと訴えた。
講演にはオンラインも含め約500人が参加した。