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共同通信
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立憲民主党の岡田克也幹事長は3日、事実上更迭された山際大志郎前経済再生担当相を自民党の新型コロナウイルス等感染症対策本部長に起用した人事を批判した。「責任を取って辞めた人が直ちに要職に就くのはあり得ない。国民をなめている」と述べ、撤回すべきだと訴えた。訪問先の松江市で記者団の取材に応じた。
山際氏は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側との接点が次々に発覚し、10月24日に辞任した。岡田氏は、岸田文雄首相が任命責任を認めた経緯にも触れ「耳を疑った人は多い」と語った。
旧統一教会の被害者救済に向けた法案については、今国会成立に向けた与党の努力を求めた。