NYCマラソン、完全復活
世界中から5万人が参加
6日に行われるTCSニューヨークシティー・マラソンの準備が進んでいる。2日にはNYPDのスーウェル本部長や消防局(FDNY)のカバナー局長がコースのペンキ塗りを開始する恒例の式典を行った。2日、amニューヨークが報じた。
マラソンはスタテン島を起点に、ブルックリン区、クイーンズ区、ブロンクス区を通過して、マンハッタン区のセントラルパークでゴールとなる。今年はコロナ後初めてフルスケールで実施され、日本を含む世界各国のランナーがエントリーした。主催するニューヨーク・ロードランナー協会のケリン・ヘンペルCEOは「5万人の参加を予定している。ニューヨークは力強く復活する」と宣言し、「このマラソンは我々のダイバーシティーと躍動する文化の象徴だ」と続けた。式典に参加した市運輸局(DOT)のロドリゲス局長は「橋を含めた市内26.2マイルのコースで準備は万端。参加者の皆さんには安心してトレーニングに励んでもらいたい」と話した。
当日、NYPDとFDNYは知事賞を争う。対抗意識を燃やすカバナー氏が「我々のチームは強力。本部長には『今年もせいぜい頑張って』と申し上げる」と軽口を飛ばすと、スーウェル氏も「例年通りFDNYを負かせて知事賞を維持するつもり」と応えていた。
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