多数発射「挑発への警告」

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共同通信

 【天津共同】北朝鮮外務省は2、3両日に行った多数の弾道ミサイルの発射などは米韓の「敵対的挑発行為への当然の反応で、行動的警告だ」と表明し、自主権を侵害する動きには「最後まで超強力な対応で応える」とした。4日夜、報道官名の談話を朝鮮中央通信が報じた。

 米韓両軍が10月31日に始めた合同航空訓練「ビジラント・ストーム」を理由に挙げた。談話は、衝突予防のため訓練の即時中止を求めたが、米国は強行することで応えたと非難。国連安保理の会合も求める「挑発的妄動」を取っているとも主張した。

 北朝鮮は2日に短距離弾道ミサイルなどを23発以上、3日も6発を発射するなどした。