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共同通信
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【ソウル共同】156人が死亡したソウル・梨泰院の雑踏事故で、韓国警察庁が事故発生の約40分後に警察の下部組織ではなく、消防庁から連絡を受けて事態の深刻さを把握した疑いがあることが分かった。韓国メディアが5日までに報じた。
警察内部の情報伝達が機能していなかった可能性が浮上した。
事故は10月29日午後10時15分ごろ発生。複数の韓国メディアによると、同日午後10時55分ごろ、消防庁が警察庁に緊急の電話をかけ、付近の交通規制を要請した。
この時点まで現場を管轄する竜山警察署やソウル警察庁から韓国警察庁に状況が正確に伝わっていなかった可能性が高い。