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共同通信
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海上保安庁が10月に導入した海洋監視のための大型無人航空機に関し、撮影した映像など収集できた全ての情報を海上自衛隊とリアルタイムで共有する方向で調整していることが7日、関係者への取材で分かった。年末に予定する外交・安保政策の長期指針「国家安全保障戦略」など3文書の改定や2023年度予算案編成と合わせ、検討を進める。
海保は、青森県の海自八戸航空基地を拠点に米ジェネラル・アトミクスの大型無人航空機シーガーディアン(MQ―9B)の運用を開始。全長11.7メートル、幅24メートル。武器は装備せず、複数のカメラを搭載、リアルタイムで映像を伝送する機能がある。