救急搬送困難、週に3230件

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共同通信

 総務省消防庁は8日、救急車の到着後も搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」が、10月31日~11月6日の1週間に全国の主な52消防で計3230件あったと発表した。前週(10月24日~30日)より25%増加。各地で新型コロナウイルス感染者が増加しており、3千件を上回ったのは9月の第4週以来となった。

 呼吸困難などコロナが疑われる事案も823件で、前週から48%増。10月に入ってからは週500~600件台で推移していた。

 地域別で最多は、東京消防庁の1659件で前週比33%増。大阪市消防局が282件で18%増、札幌市消防局が174件で17%増だった。