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共同通信
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9日午後1時半ごろ、札幌市中央区の札幌地裁が入った庁舎の北側の玄関付近で男性が暴れ、制止しようとした男性職員を突き飛ばして転倒させるトラブルがあった。建物を管理する札幌高裁は安全確保のため1階にある玄関を約2時間閉鎖したが、関係者は別館を通じて出入りし高裁、地裁の裁判に影響はなかった。
男性は50~60代とみられ、黒いキャリーケースを引きながら来庁。手荷物検査を拒否するようなそぶりを見せた。職員が転倒後、別の職員が「退去命令」と記された旗を示し、庁内では室内避難を呼びかける放送が流れた。
男性は弁論期日に出廷するために訪れたとみられる。