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共同通信
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【ワシントン共同】米中間選挙は9日も開票作業が続き、定数435の下院は野党共和党が200議席を超え、4年ぶりの多数派奪還に向けて前進した。与党民主党も粘りを見せ、大勢判明はさらにずれ込んだ。上院も接戦が続き、多数派の行方を左右する重要州の一つ、南部ジョージア州で過半数票を得た候補がおらず12月6日の決選投票実施が決まった。バイデン大統領は9日、開票の情勢について演説する。
民主党は事前の予想を覆して善戦しているものの、上下両院のいずれかでも共和党が多数派になれば政権とねじれが生じ、バイデン氏の任期後半2年のかじ取りは難しくなる。