缶詰でできた彫刻のコンテスト 「キャンストラクション」14日まで

 

 

缶詰でできた彫刻のコンテスト

「キャンストラクション」14日まで

 

Photo by Heidi Lee, courtesy of Brookfield Place

 

 ロウアーマンハッタンの大型ショッピングモール「ブルックフィールド・プレイス」で14日まで、缶詰でできた彫刻のコンテスト「キャンストラクション」が開催されている。同イベントは今年で30周年を迎える。ブルックフィールド・プレイスでの開催は15年目。NY1が7日、報じた。

 コンテストでは、建築家やエンジニア、請負業者のチームが、未開封の食品の缶詰だけで大規模な彫刻を制作し、デザインを競う。今年は20チームが参加、21作品が出品されている。展示された彫刻の中から、11月9日に審査員団が、最優秀オリジナルデザイン賞や最優秀ラベル使用賞、最優秀構造アイデア賞、最優秀ミール賞、特別賞2点を選ぶ。ピープルズ・チョイス賞は、3~14日までの開催期間中の一般投票により選ばれる。

 彫刻は14日に解体され、缶詰は提携している食料救済団体シティ・ハーベストを介して、食料支援を必要とする市民に寄付される。コンテストはこれまでに、約200万ポンドの食料を寄付してきた。シティ・ハーベストによると、スープキッチンやフードパントリーの利用は、パンデミック以前と比べて70%増えており、支援がこれまで以上に必要とされているという。キャンストラクションへの入場料は無料。会場では生もの以外の食品の寄付を募っている。

 

Photo by Heidi Lee, courtesy of Brookfield Place
Photo by Heidi Lee, courtesy of Brookfield Place
Photo by Heidi Lee, courtesy of Brookfield Place
Photo by Heidi Lee, courtesy of Brookfield Place
Photo by Heidi Lee, courtesy of Brookfield Place


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