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共同通信
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【北京共同】中国共産党の最高指導部は10日、習近平党総書記(国家主席)が主宰する会議を開き、新型コロナウイルスを徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策を継続する方針を確認した。流行が今後拡大する恐れがあるとの見通しも示した。国営通信新華社が伝えた。既に移動制限が厳しくなっており、約1カ月帰宅できていない邦人もいる。北京ではPCR検査が毎日必要になった地区もあり、検査所に長い行列ができた。
最高指導部は会議で、冬から来年春にかけて「感染の範囲や規模がさらに拡大する可能性がある」と危機感を示し、ゼロコロナ政策を「断固として貫徹する」と強調した。