Published by
共同通信
共同通信
兵庫県に滞在中の天皇、皇后両陛下は13日、明石市の市立市民会館を訪れ、第41回全国豊かな海づくり大会の式典に出席された。天皇陛下はあいさつで「海の環境を保全するとともに、水産資源を適切に保護・管理し、次世代に引き継いでいくことは、私たちに課せられた大切な使命だ」とし「海や漁業への理解と関心がさらに深まることを願う」と述べた。
1995年に起きた阪神大震災にも触れ「今日に至るまで、多くの被災者が共に助け合いながら復興を成し遂げ、その経験と教訓を将来にわたって伝え続ける歩みが進められていることに心から敬意を表する」とした。