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共同通信
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【シャルムエルシェイク共同】ロシアのウクライナ侵攻を原因とする温室効果ガスの排出量は、今年2月から約7カ月の間に二酸化炭素(CO2)換算で少なくともほぼ1億トンとの分析を、ウクライナ政府の専門家を含む国際研究チームが14日までにまとめた。オランダが通常の経済活動を通じて同期間に排出した量に相当するという。
激戦地などの状況が不明なことから、実際の排出量はさらに多いと見込む。「戦争が長引けばそれだけ排出も多くなる」とし、ロシアに即時撤退を求めた。
詳細な分析はエジプトでの国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)の会場で紹介された。