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共同通信
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防衛省統合幕僚監部は14日、中国軍のBZK005偵察型無人機とY9情報収集機、Y9哨戒機それぞれ1機が同日午前から午後にかけて、沖縄本島と宮古島の間を抜け、東シナ海と太平洋を往復したと発表した。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)して対応した。
自衛隊と米軍は10~19日の日程で、鹿児島県から沖縄県にかけての南西諸島を中心に大規模演習「キーン・ソード」を実施中。防衛省は中国の意図を分析するとともに、今後の動向を注視している。
防衛省によると、3機は太平洋に入ると、沖縄本島の東側を北寄りに進み、反転して再び東シナ海へ戻った。