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共同通信
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【ヌサドゥア共同】バイデン米大統領は14日、中国の習近平国家主席との会談で、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に自制を促すべきだと訴えた。北朝鮮が7回目の核実験を強行した場合には日米韓3カ国を「防衛するための措置を取る」として、米軍の前方展開を警告した。インドネシア・バリ島での会談後の記者会見で明らかにした。
中国が接近を嫌う米軍の展開をちらつかせることで、北朝鮮への働きかけを強めるよう中国に圧力をかける狙いとみられる。バイデン氏は北朝鮮の「挑発的な行動」に対する懸念も表明したが、中国側は北朝鮮に関する協議内容について明らかにしなかった。