Published by
共同通信
共同通信
【ヌサドゥア共同】20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が15日、インドネシアのバリ島で開幕する。岸田文雄首相やバイデン米大統領、中国の習近平国家主席らが出席する。各国首脳が一堂に会するのは3年ぶりで、食料やエネルギーの安定的な確保など国際社会の課題解決へ向けた首脳宣言の採択を目指す。ウクライナ危機を巡る立場の違いから意見がまとまらず、2008年の初会合以降、首脳宣言が初めて見送られる可能性がある。
議長国インドネシア政府当局者は14日、開幕時に慣例の集合写真撮影が見送りになると述べた。ロシアのラブロフ外相との撮影を米欧の指導者が拒んだためという。