NY株反落、211ドル安

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共同通信

 【ニューヨーク共同】週明け14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前週末比211.16ドル安の3万3536.70ドルで取引を終えた。前週末に大幅上昇したため利益確定売りが出たことや、米連邦準備制度理事会(FRB)高官が金融引き締め継続に意欲を示したことが相場を押し下げた。

 10日は米消費者物価指数の上昇率が市場予想を下回ったのを背景に、FRBが利上げペースを鈍化させるとの期待感が高まって1200ドル超上昇していた。その後、FRBのウォラー理事とブレイナード副議長が相次いでインフレ抑制の必要性を訴え、投資家のリスク回避姿勢が強まった。