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共同通信
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【ベルリン共同】オーストリア・ウィーンにあるレオポルド美術館で15日、環境活動家の男性2人が画家クリムトの絵画「死と生」に黒い油をかけた。欧州メディアによると、絵画はガラスで保護され、損傷はないとみられる。
2人は「最後の世代」と名乗る団体のメンバーで、油をかけた後に「化石燃料による破壊をやめろ」と叫んだ。報道によると、美術館はこの日、オーストリアのエネルギー大手OMVが主催するイベントの一環で入場が無料だった。
欧州では名画を標的にした活動家の抗議行動が相次いでいる。